先月、更生保護の取り組みをしていらっしゃるお二方とお食事をさせていただきました。
お1人は日本商運株式会社の田中社長です。
八尾市で「犯罪者を一切断らない」ことをモットーとして更生支援の活動をしていらっしゃいます。
もうお1方は、宗右衛門町で無料案内所の統括をしていらっしゃる油谷聖一郎さんです。
田中社長は武勇伝を話してくださったり、薬物依存の方との向き合い方を面白おかしく話してくださったりしました。
油谷さんは、人に対する不信感を持っている方との間に信頼関係を築くことを楽しんでいらっしゃって、「社会貢献をしよう!!」等思いがあって始めたことではないのに、気が付いたらミナミ(大阪の難波周辺)に流れ着いた方を受け入れ、気が付いたら前科のある方もその中にいたことを話してくださり、そんな油谷さんの様子を見て、田中社長がとても喜び
「更生保護の世界へようこそ!!!!」
と笑いながら叫んでいらっしゃいました。
お二人に共通するのは
「どんな人でも、人としてしっかり向き合うこと。」
言うのは簡単ですが、実行するのはとても難しいと思います。
しかも、根底には「愛情」があって
「うちで働かなくなっても、連絡先を告げずにいなくなるな、辞めても何かあったら連絡して来いよ」
これもお二人がおっしゃっていました。
孤独は無価値感を生み、無価値感は再犯に繋がりやすい。
ならば、「孤独」にしないお手伝いを弊事務所も微力ながらさせていただきたい、素晴らしい方々のお力を借りて。